織道楽 塩野屋
製造問屋・メーカー, 小売, 養蚕, 教育, 研究
塩野屋は 300年ほど前から続く絹織物の織元です。
初代「服部喜右衛門」は現在の滋賀県の甲賀郡 塩野村に生まれた漢方医の次男で、京都の西陣に絹屋を開きました。以来、屋号「塩野屋」は2代目八左衛門 から使われて、現在の社長 服部創半芳和は14代目になります。
現在は、亀岡市で自然栽培養蚕から始めました。また、手織り技術を学んで自然を大切にした絹製品を創っています。
【塩野屋の活動】
☆塩野屋シルクラボセミナーを開催しています。
~物を買う楽しみより創る喜びを~ がテーマです。
完成された製品を買うのではなく、自分でも創れると言う事を実感出来ます。
初心者でも楽しく学べる多彩な体験型セミナーとして皆様と一緒に日常必需 品シルクを作って自立した生き方を提案して行きます。
【商品紹介】 純国産塩野屋シルク製品
草木染め : オリジナル日本刺繍糸
シルクは農業=自ら育てた全令桑の葉で蚕を飼う養蚕を行う。
蚕が作った繭から21中 (デニール)の絹糸を作り、 西陣の職人技で 12本合わせの無撚り撚糸、精練は繊細な工程 (泡練り) 光沢 ある柔らかい刺繍糸を自ら草木染し100色を目標にしています。現在の京都府亀岡市で、年2回の養蚕で塩野屋が作れる絹糸は 極わずかな量のため、着物や衣類は作れない。
大切な絹糸をどんな商品に活かすべきか・・
きっかけは、日本刺繍作家の故・木村千鶴さん。
草木染で刺繍糸を作り唯一無二の作品を制作していましたが、想いは遂げられず、その意思を継ぐため茜で刺繍糸を作ったのが 始まりです。その他にも、藍、桑の葉、紫根、苅安、蘇芳、梔子、車輪梅、ログウッドなどで染めて100色を超えました。
【シルクラボセミナーの項目】
・シルク生地を草木染め
・真綿つくりから糸紡ぎまで
・繭から絹糸をつくる座繰り
・シルクを美味しく食べてみよう
・手織りの準備から織りまで
・養蚕体験
・桑畑体験
などなど、 季節に応じて色々開催しています。
【シルクグランドマスターセミナー】 * * * より深い技術を学びたい方へ***
☆塩野屋の取り組みに賛同して、シルクのあらゆる知識 伝統・技術を学んで習得し、シルクの伝道師になる方を養成するセミナーを開講します。
【シルクラボセミナー会場】
☆京都府亀岡市交流会館2階212号室と塩野屋の桑畑で開催します。
☆同時に全国での出張セミナー・コラボイベント募集しております。
毎年恒例の蚕飼育キットも5月~9月に4回の孵化日を設定して販売します!
【家庭養蚕研究会を2023年4月に発足しました】
この研究会は、家庭で生産消費をする絹文化を個人のつながりで拡大したいと思い、楽しく勉強してみんなで支え合う会です。
生糸を国産で生産・消費をする絹文化を日本で取り戻す目的の為に作ります。
人として宇宙に浮く小さな宿を『大地』と呼んでかりそめに住んでいる人類が、生態系への復帰を果たし、不可逆的な日常生活システムとの決別をする夢を見ています。
農業を大切に考えて無農薬な食べ物を入手する家庭菜園の中で、養蚕から出来る絹副産物の有効利用を皆様と共に研究をします。また、蚕の命の尊厳と人間との長い共生関係の歴史を踏まえた上で、特殊繭を作る蚕を育ててその発展を願います。
【家庭養蚕研究会の活動】
1 シルクラボセミナーを開催し養蚕と絹の知識や技術を学ぶ場を創ります。
2 自然栽培農法を守り家産家消を推進し、新たな家庭養蚕を実践し絹や副産物の日常利用方法の研究をする。
3 年2回程度の研究発表会を催して、日常生活に絹の有用性を示し同時に会員を募集する。
4 本会の蚕品種は都浅黄等の黄色い繭を作る蚕を育て、蚕飼育キットを販売して、子供達や未経験者が実際に蚕を育てて命の大切さを学ぶ活動。
受注について
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住所
日本、京都府亀岡市曽我部町南条宮田筋16−89 グッピーハイツ
連絡先
電話:090-3167-2284